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Wednesday, 12 March 2008

国会議員による靖国映画検閲

ニュース23の報道より・・・映画「靖国 YASUKUNI」について反日要素があるとして、自民党の稲田朋美議員と同議員が会長を務める「伝統と創造の会」から文化庁を通じて映画配給会社に対し、公開前試写会を求め、今夜国会議員向けに試写会が行われるだそうだ。

稲田氏としては、2006年度に芸術文化振興基金750万円が提供されているから中立かどうかを確認したいだけで検閲の意図はないと主張するが、試写会を求めたこと自体が検閲である。文化庁の指導で振興基金からの提供をしたものについて、反日要素の疑いがあるからチェックするというのをなぜ「検閲でない」と平然と言えるのだろうか?政治家としての品格に欠けている。結局配給会社としては、「問題ある作品という風評が独り歩きするよりは、より多くの立場の人に見てもらった方がよい」として、全国会議員対象の試写会として開催することに。この試写会には83人の議員が参加するとのことだ。

靖国神社は内閣総理大臣・国会議員・都知事・・・といった肩書きを持った人間に支えられているが、靖国神社の性格を正確に語ろうという要人は皆無である。更には中学生・高校生あたりが靖国神社に性格を尋ねても回答の代わりに「お前は何者だ?」といった言葉しか返ってこない、との話を聞いたことがある。本当は歴史教育の中で靖国神社の性格を教えなきゃならないのだから、義務教育代わりのドキュメンタリー映画ということで、いい教材になるだろうに。

この作品の監督・リ・イン氏は日本在住の中国人、映画内容は反日ではなく日本ラブだと述べている。なぜ「ヤスクニハンタイ」の声がアジアから聞こえてくるのか、そのことも知らない日本人は少なくないはずだ。靖国神社についての性格を知り、靖国神社について考えていくことこそ、明日の日本を考えていく国民を生み出すことにつながる。靖国を教えられない靖国親派こそ、反日分子ではないのかな?

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